ムナカ~タウア 396km(SS389km)
リエゾンに設定されていたコースコースが、昨日のコース変更によりSSに変わった。
「リエゾン=楽なコース」という私の中の公式が見事に打ち壊された日でもあった。
作られたばかりのころはきっと快適な道路だったに違いない・・・・。しかし、アフリカの過酷な環境がその多くを削り取り、穴をあけ、または砂で埋まり・・・道としての機能を失いつつあるような舗装路が今日のコース。コーションだらけの悪路だ。ルートブックにはないコーションもあった。そうなると思ったようにアクセルを踏めない。リズムの取りづらいコースに流石の友川も苦戦していた。
後半戦は砂丘こそ出てはこなかったが、ふかふかな砂の上での戦いになった。やはり思ったように距離が稼げない。
「昨日のSSの後に、このリエゾンを走らされていたらと思うと・・・・」
「ぞっとする~~~」
たったの389kmだったが、その悪路ゆえ、体力も精神もひどく消耗した。
無事にゴールした友川の顔にも疲れが色濃く表れている。それでも、友川は今日のコースを75位で走り、総合順位も72位に上げている。決して早くはないが、確実に路面を捉え、自分にもマシーンにも無理をさせない走りだった。
無理をしない・・・。
それは私たちが着実に順位を上げている理由だ。
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